インフルエンザプロ←
自分で言うのもなんだが、
インフルエンザに気付くのが早い。
最初のゾワゾワで全てを察する能力がある。
今回はそのインフルエンザにまつわる話を
していこうかな☆
あれはとある職場での出来事。
朝早く出勤し、のほほんと仕事をしていた
GWの事だった。
もう少しで終わりだぁーーーなんて
余計な事しか考えない私。
その時。。。
ゾワゾワ…
なんだこの感覚は。
その瞬間から気付いた。
肘が痛い。関節がなんかゾワゾワ痛い。
ところが私は人生で1度もインフルエンザに
かかった事がなかったのだ。
この痛みの正体が分からなかった。
先輩がそばに来た。
『なんでそんな涙目なの?大丈夫?』
私は熱が出るとめちゃめちゃ涙目になる。
先輩に、関節の痛みとゾワゾワを伝えてみた。
『だるいなら終わったら家帰って寝たら?』
言われなくてもそのつもりである。
どんどん体がだるくなっていった。
ゾワゾワがとにかく気持ち悪かった。
仕事終わる頃に、上司に言われた。
『てかさ、病院行って。忙しいんだから具合悪いって言われても休めないからね』
ふてくされていい?☆←
私はそのまま病院に行った。
その頃かなりインフルエンザが流行っていた
らしい。
病院でも何度も
『インフルエンザの方と接触しました?』
と聞かれた。
ああ。彼氏だ。
当時の彼氏がインフルエンザだった。
そして初めて綿棒を鼻に突っ込まれた。
言葉に出来ない痛み。
泣いた。
そして私は人生初インフルエンザになった。
会社からものすごい着信があった。
病院から出て折り返す。
『普通すぐ電話するんだけど?で?なんだった?』
今病院出たんだよ。うるさいな←
イライラしながらもインフルエンザだったと
報告した。
『えー。困るんだけど。どうすんの?』
………え?
インフルエンザって出勤停止じゃないの?
『とりあえず、明日は休んで。明日またこちらからかけます。(ガチャ)』
いきなり切るなよ←
家に帰って父に説明すると、
すぐにいろいろ買ってきてくれた。
レシートも渡された。
実にしっかりした父親なのだ。
そして次の日。
朝一で携帯が鳴る。
「はい。お疲れ様です。●●です。」
『お疲れ様。明日出勤できますか?』
…………え?
熱は40℃近く出ていた。
「すみません。5日間くらいは出勤しないようにとお医者さんに言われたんですが。」
『なに言ってんの?休むって事?さすがに今日休まれて迷惑かけてるのに?』
あなたに移したい☆←
当時私は接客業だった。
お客様にもし移してしまったら大変な事。
っていうより、休ませろよ←
『なら明日まで休んで。具合悪いって言われんのもあれだし。明後日は必ず出勤してください。(ガチャ)』
心の中で呪った☆←
そして私はインフルエンザと診断され、
2日休んで出勤させられた。
これ本当にあった怖い話。
しかし、私のウイルスはなぜか誰にも
移らないのだ。
むかつくことに。
マスク着用も禁止されたため、
私はどうしていいか分からなかった。
お客様は小さな赤ちゃんからご年配の方まで
幅広い客層だった。
インフルエンザなど移してしまったら迷惑どころの騒ぎではない。
これをパワハラと呼ばずしてなんと呼ぶんだ。
頭痛、熱、咳、寒気、関節痛など
全ての症状を抱え私は働いた。
むしろインフルエンザさえ疑われた。
花火が手元にあったら間違いなく上司に向けていた。
当時、ご来店頂きましたお客様。
大変申し訳ございませんでした。
体調管理が行き届かなかった事で、
楽しみにいらっしゃった方々に
多大なるご迷惑をおかけ致しました。
でもクレームは受け付けません。
今でこそパワハラという言葉が浸透してるから
なにかあれば会社に訴える事もあるだろうが、
当時はパワハラなんて口に出来なかった。
それが当たり前だと何度も罵られた。
ばーかばーか☆←
ぜひ元上司にはインフルエンザに
なって頂きたいと願う底辺社会人の私。
~温室育ちと呼ばれて~ [完]
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コメント
お待ちしております❤
こんな企画もやってみたら?
なんてアトバイス頂けたら喜びます🐷
ではまたお会いしましょう😎💋
ばいばい( ´ω`)ノ